病気について
2011-01-18 19:51:00
オルソケラトロジー(近視矯正治療)
■矯正の仕組み
就寝前
就寝前にオルソ・ケラトロジーレンズを装着
睡眠中
睡眠中に角膜が矯正される
翌日
翌日レンズを取り外す→視力回復
■オルソケラトロジーとは
夜、装着して寝るだけで「昼間は裸眼だけで過ごせる」という
画期的なコンタクトレンズ治療法です。
■安全性
厚生労働省と米国FDAで認可された特殊な角膜矯正用の
高酸素過性コンタクトレンズを使って治療します。
一度の装用で効果が半永久的に持続するのではなく、就眠時装用を続けている間、「昼間は良好な裸眼視力を維持できる」というものです。
装用感は普通のハードコンタクトレンズと変わりなく、就眠時だけの装用なので目への負担も日中にコンタクトレンズをするのと同等もしくはそれ以下ともいわれています。
就眠時装用後の効果持続時間は1~3日程度で個人差がありますが、装用期間が長いと効果の持続時間が長くなります。
手術と違って中止するとしばらくして元へ戻るので安心です。軽度~中等度の近視であれば、最初の数時間のテスト装用だけで、劇的な視力回復を体感できます。
■どんな人に向いているか
· 軽度から中等度の近視の方に適しています。
· 職業上メガネやコンタクトの装用が難しい、特殊な業務に就いている方、ホコリや風が多い環境で仕事をする方、ドライアイの方(重症例を除く)などに適しています。
例)スポーツ選手、レーサー、騎手など
· 強度近視の方、他の眼疾患のある方には不向きです。
当院では体験もできます。(ただし、体験中は保証金が必要)
ご質問があれば、どうぞご遠慮なくスタッフにお尋ね下さい。
2011-01-17 13:14:00
瞼裂斑(けんれつはん)
「眼のシミ」のような「瞼裂斑(けんれつはん)」
*瞼裂斑(けんれつはん)ってどんな病気?
紫外線の影響で白目の一部がシミのように黄色く濁り、盛り上がる“瞼裂斑(けんれつはん)
瞼裂斑(けんれつはん)は失明につながる深刻な疾患ではなく、軽度な場合は自覚症状が無いことも多いためあまり知られていませんが、進行すると充血やドライアイの原因になることもある眼疾患です。
*眼の紫外線対策
うす曇りであっても、紫外線は晴れの日の80%以上であることが多く、屋外にいる時は常に眼の紫外線対策をしてください。眼に入ってくる紫外線対策には、帽子やサングラス、UVカットコンタクトレンズの併用が有効です。
サングラス単独の場合、コロネオ現象によってサングラスと顔の隙間から入り込んだ紫外線が眼に吸収されてしまい、結果的に正面からの紫外線よりも強いダメージを与える可能性があります。
また、レンズの色が濃いタイプの場合、視界が暗くなることで瞳孔が開き、結果として眼内に紫外線が入りやすくなる可能性もあります。
視力を矯正している方は、角膜(黒目)と結膜(白目)の一部をカバーすることができる「UVカットコンタクトレンズ」の使用が対策の一つに挙げられますが、結膜(白目)の全てはカバーされないので、サングラスの併用が有効になります。