病気について

2015-07-23 15:38:00

高気圧酸素BOX

 

 

 

 

酸素と身体

 「すべての病気は酸素の欠乏症

 である」 野口英世(医学博士)

 

 現在、地球上のいたるところで大気汚染、環境悪化などによる酸素不足が起きています。

 

 数百年前は25%近かった大気中の酸素濃度が

現在では平均して21%まで落ちています。

 更にストレス、不規則な生活習慣、喫煙、飲酒、

体力の衰えによって、現代人は慢性的な酸素不足陥っています。

 

空気中の酸素濃度が低下することを「酸素欠乏症」と言い、人体が酸素濃度18%未満の環境におかれると生じます。

 

 酸素不足は様々な疾患の引き金になる可能性もあり、大変危険です。

 また、血中酸素濃度が低い人は、痩せづらい体質なったり、疲れが取れにくくなるもあります。

 

 

 

 高気圧酸素BOXの、期待できる5つのポイント

 

 「記憶力の向上」

 全身の酸素消費量の2025%は脳で消費する

と言われています。

脳の働きが活発になると、通常よりたくさんの

酸素が必要となります。

 そして、酸素が十分に供給されると、脳は活発に

働いているα波を出している状態になります.

この状態は、集中力や記憶力が高まっていることを示します。

 

 

「乳酸の分解

疲れは、筋肉に乳酸が溜まっていくと感じるようになってしまいます。肩のコリや身体のだるさも乳酸の仕業です。

酸素はこの乳酸を炭酸ガスと水に分解して体外へ排出します。

 

プロ野球チームやサッカーチームなどが酸素カプセルをチーム内に設置しているのは、この効果を狙ってのことが多いのです。

 

 

* ダイエット」

  糖分や脂肪を燃焼させる脂肪分解酵素のリパーゼが活動するためには、十分な酸素が必要です。


 酸素を身体に取り込むことで、新陳代謝をアップさせ、脂肪燃焼を促進し、普段の基礎代謝が高まります。


 また、体内の脂肪量には脳内の物質も関係します。脳に酸素を大量に取り込むことで、身体の脂肪量を調節する脳内物質のレプチンが増えて来ると言われています。


 このレプチンが正しく働くことで、余分な脂肪を溜め込まないように脳が身体に指令を出してくれます。そうすることで、太りにくい体質を

作ることにもつながるのです。

 

 

「ケガの回復」

 イングランド代表のサッカー選手、ベッカム選手が、ワールドカップ直前に骨折をした後、驚異的な回復を見せました。

この時ベッカム選手が使ったといわれるのが高気圧酸素療法です。

 

酸素ボックスも、ケガの回復には同じような効果があるといわれています。

筋肉や靭帯の損傷や骨折などで傷ついた細胞を再生するには、多くの酸素を必要とするからです。

また、手足の末端にまで届く溶解型酸素は、細胞の活動を活発にし、血行を促進します。

 

 

「健康肌へのサポート」

 酸素ボックスで細胞に届けられる溶解型酸素は毛細血管も通りやすいため、皮膚細胞の活性化期待でき、新陳代謝も活発になるため、

皮膚の再生サイクルが正しく整えられ、美肌効果が期待できます。

 

 

「高気圧酸素BOX」

 

  

BOX内スペースは広く「リラクゼーション」としても利用でき、

ロスポーツ選手やタレントも使用している「高気圧酸素BOXが当院にございます。

 

 自由診療ですので、お気軽にご相談ください。

 同時にお二人一緒にお入りも出来ます。

(50分、2人同時の場合、お一人3,000円)

 

 

 【費用(自費)】 50分 3,500

                        40分 3,000

 

 

 

 

 

2015-04-01 00:00:00

点滴療法

高濃度ビタミンC 点滴療法》

副作用の少ない理想的な
抗ガン作用を発揮。
米国でも研究が進む
画期的なガン治療法
です。

高濃度ビタミンC点滴療法とは、
1回のビ
タミンC25g, 50g, 75g
量を
増やしながら静脈に点滴する
治療法です。

 

ビタミンCは、自分が酸化されることで強力な

抗酸化作用を発揮しますが、その際に大量の

過酸化水素が発生します。血中に投与されたとき

正常な細胞は過酸化水素を中和できますが、

ガン細胞はこれを中和できず死んでしまいます。

高濃度ビタミンCは、ガン細胞にとって

「抗ガン剤」でもあるわけです。また通常の

抗ガン剤と異なり副作用が少ないのが特徴です。

 

《ビタミンCのはたらき》

 人間と霊長類は、自分の身体でビタミンCを

 作ることはできず、食品やサプリメントから

 採らなければなりません。

1. コラーゲンの合成促進作用         

2. 抗酸化作用

3. ストレスの撃退作用

4. 風邪・インフルエンザの撃退作用

5. ガンの抑制作用

6. 骨を強くする作用

7. 抗アレルギー作用

8. 脂質の調整作用

9. シミの改善や予防

《超高濃度ビタミンC点滴の対象疾患》

1. ガン、ガンの再発予防

2. 風邪 (ウイルス感染)

3. 慢性疲労やストレス

4. 白内障

5. 動脈硬化 (脳梗塞・心筋梗塞予防)

6. シミ・シワの予防

7. うつ病 など

《治療・効果》

 病状により異なりますが、

・ガン治療においては、週2回が基本。
  
ガンの程度により異なります。

ガンの予防では、月2~4回が目安です。

・その他 症状や患者さまの程度に応じて
  回数を決めて
行きますが、点滴の頻度と回数が
  多いほど
、より
効果を期待できます。

 なお腎臓機能の低い方、栄養状態の悪い方

   脱水症状の方現在透析中の方

     受けることができません。

  

 

 

 当院は点滴療法研究会 認定 Md
  (メディカル ディレクター)
もおりますので、
 
どうぞご遠慮なくご相談下さい。

 
 ※なお診察、治療は予約制になっております。  
        
 

高濃度ビタミンC点滴


                                     

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



           

 

 

 

                                           

 

 

                     

 

                                                                                                                                                  

 

 

 

 

2011-02-28 17:46:00

加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性とはどんな病気? その診断は?

黄斑変性症は、加齢により網膜の中心にある黄斑が痛んで(変性して)しまう病気で、加齢黄斑変性とも呼ばれます。

文字を読んだりする時など、物の形をしっかり判別するのは黄斑の役目です。ですから黄斑が痛んでしまった場合には、碁盤の目のようなもの(図a)を見ると自覚症状がわかりやすいのですが、中心が暗く見えたり(図b.中心暗点)、歪んで見えたりします(図b.歪視)。


加齢黄斑変性には、2つのタイプがあります。黄斑は正常では暗い色調をしていますが(図c)、その暗い色素が枯れてしまう萎縮型と、余分に生えた悪い血管(新生血管)から出血をおこす滲出型(図d)があります。

萎縮型は何年もかけてゆっくりとやんわりと進行しますが、滲出型は数週、数か月の間に急激に悪化して実用的な視力を失うことがあります。

ですから、同じく黄斑変性症と言われても、萎縮型と滲出型では大きく異なりますので、問題となる滲出型の場合でも、治療に反応して新生血管の勢い(病気の活動性)を抑えられることがあります。

生活上の注意

また、加齢黄斑変性が片方の目に起こった場合、もう片方の目にも起こることがあります。それでは、予防のためにはどんなことをしたら良いのでしょう?

現在わかってきたことは、喫煙は絶対いけないこと、高脂肪食や肥満、高血圧マイナスの要因ビタミンや魚の摂取プラスの要因であることです。

欧米型の食生活がいけないのは、この病気が欧米の失明原因の第1位であることからもうなずけます。日本では第4位ですが、車社会に伴う運動不足や欧米型の食生活のためか患者さんは増加しています。ですから禁煙や日本型の食生活など生活習慣の改善をお勧めします。


基本!早期発見、早期治療が

ゆがんで見えるようになったり、中心が暗い感じがしたら、まずは専門医の検査を受けましょう。

滲出型の場合は治療法が最近になって進歩していますので、専門施設で、タイミングを逸することなく早期発見・早期治療することが基本です。

 

 

2011-02-06 12:17:00

糖尿病網膜症

概要

2007年の厚生労働省による調査によれば、糖尿病が強く疑われる人は890万人、糖尿病の可能性を否定できない予備軍の人は1320万人いると言われ、日本人の40歳以上の3人に1人が糖尿病の可能性があるということになっています。

糖尿病ではいろいろな合併症が生じますが、眼の合併症の代表的なものに糖尿病網膜症があります。網膜症の頻度は約40%とされ、現在も我が国における中途失明原因の第二位です。


網膜とは、わたしたちの眼の奥にある部分で、カメラのフィルムに相当するところです。わたしたちがものを見るために、とても大切な役割を果たしています。網膜には細かい血管が全体に張りめぐらされていますが、糖尿病によって血糖値の高い状態が続くと血管に多くの負担がかかり、血液の流れが悪くなってきます。

細かい血管が密集している網膜は、高血糖の影響を非常に受けやすいのです。その変化は網膜の機能を徐々に損ない,最終的には著しい視力低下、そして時には失明につながります。糖尿病網膜症を知ること、それが糖尿病網膜症から目を守ることの第一歩です。

治療

糖尿病網膜症の治療は、その病期によって異なります。眼科的な治療としては、網膜光凝固術(レーザー光凝固)、硝子体手術があります。

1.    血糖コントロール:一般的に、単純網膜症の段階では血糖コントロールを良好に保っていくことで,眼底所見が自然に軽快することが知られています。血糖コントロールが安定していることは、網膜症の進行を予防することにもつながりますので、大変重要です。

2.    網膜光凝固術(レーザー光凝固術):虚血に陥った網膜から新生血管が生じることを防ぐために、レーザー光凝固術を行います。

新生血管とは,血液の流れが悪くなったり止まってしまったりした時に、それを補うために急いで作られる新しい血管です。糖尿病網膜症によって失明に至る場合は,この新生血管が大きく関わっています。


新生血管は血液の流れの悪い部分、すなわち虚血網膜が存在するために生じるわけですから,虚血網膜をレーザーで処置することによって新生血管をつくる反応を抑えることができます。

よってレーザー光凝固術は網膜に虚血のある段階,増殖前網膜症と増殖網膜症がその対象です。外来通院で、3-4回に分けておこなうことが一般的です。一回の治療は、約15分程度となります。

目薬の麻酔でおこない、まぶしい感じはしますが、ひどい痛みはありません。レーザー治療は、早期であれば80パーセント有効で、時期が遅くなると有効率が 5060パーセントに低下します。この治療は視力がよくなるわけではありませんが、網膜症の進行を予防するために大変有効です。

3.    硝子体手術:レーザー光凝固術で抑えきれなかった増殖網膜症に対しては、硝子体手術と呼ばれる手術療法をおこないます。

前述の硝子体出血や網膜剥離を生じた増殖網膜症がその対象となり、硝子体内の出血を取り除いたり、出血の原因となる新生血管を処置したり、剥がれた網膜を元にもどすことなどが、手術の目的となります。

この手術はむずかしく、視力や視野などの現状維持がその目標となります。約2週間程度の入院が必要で、手術は局所麻酔で行うことが一般的です。

  

アドバイス

 良好な血糖コントロールを保つこと,そして眼科で眼底検査を定期的に受けて少 しでも早い段階で網膜虚血を発見すること、がとても大切です。自覚症状がない時、その時期こそが糖尿病網膜症による視力低下を防ぐ時期なのです。


 

2011-02-03 10:21:00

アレルギー性結膜炎

概要

アレルギーとは、外から入ってくる異物に対して、体が過剰に反応することで起こります。結膜は直接空気と接していますので、様々な異物が飛び込んできます。

眼のアレルギーを起こす原因物質としては、ハウスダスト、花粉などが代表的です。ハウスダストの中にもいろいろなものがあり、ほこりの中に混じって生きているダニ、ダニの死骸(しがい)や糞(ふん)、ヒトや動物のフケや毛、カビなども含まれます。これらが無数のほこりとなって空中に舞い上がり、結膜に付着すると結膜炎を引き起こします。

アレルギー性結膜炎の分類

1.    花粉症 (右上図参照)

花粉が原因で生じるアレルギーです。花粉症を起こす植物としては、春先に多いスギ、秋に多いブタクサなどが有名ですが、花粉そのものが毒性を持っている わけではありません。

花粉が体に入ってくると、「好酸球」という細胞が過剰に反応して、「ヒスタミン」などの化学伝達物質をたくさん作ってしまうことが花粉アレルギーの原因です。症状は眼のかゆみ・充血・異物感・目やになどです。

2.    ハウスダストによるアレルギー性結膜炎(通年性アレルギー性結膜炎)

ハウスダストによる結膜炎も、原因や症状は花粉症と同様です。(異物が花粉ではなく、ハウスダストであるという違いだけです。)しかし、ハウスダストは花粉と異なり、常に身の回りにあるので、一年を通して症状が慢性的にみられるのが特徴です。

3.春季カタル

春季カタルはアレルギー性結膜炎の慢性重症型です。10歳くらいまでの男児に多く見られます。ハウスダストが原因となっていることが多いとされています。目のかゆみが非常に強いうえ、黒目(角膜)の表面に多くの小さな傷ができるために異物感が強く、光をまぶしく感じます。
 
炎症が強いときは、角膜に白い混濁ができることがあります。ひどくなると、混濁部分で上  皮が剥がれ落ちて「角膜潰瘍」という状態になることもあります。


従来は、
10歳を過ぎると症状は軽くなり、自然治癒することが多かったのですが、アトピー   性皮膚炎を合併することが多くなった最近では、20歳代でも強い症状がみられる人がいます。


4.巨大乳頭結膜炎

巨大乳頭結膜炎とは、上まぶたの裏に、大きなボツボツとした結膜乳頭による隆起が多数発生し、炎症を起こしている状態です。

コンタクトレンズについたタンパク汚れの変性物に対するアレルギー反応が原因で、汚れたコンタクトレンズで発生します。異物感、くもり、目やになどが出るほか、重症になるとコンタクトレンズが上方にずれやすくなります。

 

症状

アレルギー性結膜炎の症状は、まず目やまぶたがかゆくなります。目をこすったり、かいたりしていると次第に痛みが加わり、目がゴロゴロした感じになります。

そしてそのまま放っておくと結膜が充血して、まぶたが赤く腫れてきます。さらに症状が悪化すると、角膜周囲が充血して、結膜にゼリー状の目やにが出てきます。

このような症状になる前に対処することが悪化させないために重要です。まず、目にかゆみがでてきた段階ですぐに眼科医を訪れてください。

アレルギー性結膜炎の予防方法

花粉症の場合は、症状の出現しやすい季節にできるだけ花粉と接しないように工夫することが重要です。ゴーグル型の眼鏡や花粉防止用のマスクの着用が効果的です。

洗眼を頻回に行うことは目を傷つけてしまうこともあるため、あまりすすめられません。ハウスダストの場合は、部屋の清潔を心掛けたり、寝具を干したりするのも効果的です。

 

 

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